情報セキュリティ
情報セキュリティ強化に向けた取り組み
働き方改革や業務効率化、利便性の向上などを推進するためには、情報通信技術(ICT)の活用が不可欠です。しかし情報化社会が加速するにつれて、機密情報や個人情報の漏えい、サイバー攻撃などの情報セキュリティリスクは日に日に高まっています。当社グループでは情報セキュリティのリスク対策のため、さまざまな取り組みを行っています。
経営陣が主導する全社情報セキュリティ組織(MW-SIRT)の立ち上げ
当社は2022年9月、情報セキュリティ体制を強化するため、経営陣が主導して、全社横断的な情報セキュリティに対応する組織として「METAWATER-SIRT」(略称:MW-SIRT)を立ち上げました。当社では、 業務や部門によってITインフラが異なるケースもあり、そのセキュリティ対策はこれまで個別に行ってきましたが、現在はMW-SIRTが全てを統括して対応できるようになりました。
MW-SIRTでは、サイバー攻撃や自然災害といったセキュリティインシデントの発生に備えるとともに、万が一、インシデントが発生した際も的確に対応できるよう対策に努め、暮らしや産業を支える上下水道の維持と安定稼働に貢献していきます。

建設・運転現場における情報セキュリティ対策のレベルアップ
当社グループでは、オフィスはもちろんのこと、建設現場や浄水場、下水処理場の運転・維持管理現場においても情報セキュリティの強化を進めており、IT内部監査を実施して課題を抽出し、対策を進めています。
また、遠隔地でもセキュリティに関する理解を深められるよう教育動画を作成し、リモートで視聴できるようにしています。

メタウォーターグループ全体の情報セキュリティレベル向上
当社グループでは、上下水道という重要インフラにおける情報を担っており、会社としても、社員としても、情報を扱う上でセキュリティ対策・意識は重要であると考えています。
2022年度はグループ会社を含めた全社員に対し、情報セキュリティに関する日常的な情報発信や、年4回の教育を実施して、社員の意識向上を図りました。
また、グループ会社の各担当者との情報交換や施策の議論を通して、グループ全体の情報セキュリティ状況を把握し、改善を行いました。
このように日々変化する情報セキュリティの脅威に備えています。
