サステナビリティの考え方

メタウォーターグループの理念体系

当社グループは、上下水道施設や、資源リサイクル施設など、人々の暮らしに欠かせない社会インフラに携わっています。その社会インフラにおいて、国内の上下水道市場では今、人口減少などに起因する自治体の財政難や技術者不足の顕在化に加え、高度経済成長期に整備された施設・設備の老朽化、大地震や台風・集中豪雨などの自然災害の発生への対策が喫緊の課題となっています。当社グループは、企業理念である「続ける。続くために。」を実践し、私たちの目的であるパーパスならびに私たちの価値観である「メタイズム」のもと、事業活動を通じて環境課題や社会課題などの解決に取り組み、地域や社会に寄り添いながら、ステークホルダーの皆さまと共に持続可能な未来の実現を目指しています。

企業理念

続ける。続くために。

続ける。誠実であることを。日々、課題に向き合い、応える。

続ける。協力し合うことを。尊重し合い、多様な知恵と技術で成し遂げる。

続ける。イノベーションすることを。しなやかに発想し、挑戦する。

本当に大切なことが続くために。

-私たちの目的- パーパス

地域と共生し、水と環境の循環を守り、人々の暮らしを支える

私たちは、地域や社会に寄り添う気持ちを大切にします。

水と環境の循環を守ることは、みんなの健康や安全・安心な生活につながります。

また、気候変動や資源不足などの課題解決につながります。

持続可能な未来のために、人々の暮らしを支えていきます。

-私たちの価値観- メタイズム

変 革(かわる)

過去にこだわらない、自己を変える、"進化と継承"を見極める、前進する、ゼロから発想する。

挑 戦(いどむ)

失敗を恐れない、常に目標意識をもつ、継続して取り組む、トコトン突き詰める。

多様性(みとめあう)

認める姿勢をもつ、「ちがい」を受け入れる、個を尊重する、共存共生する。

サステナビリティの基本方針

メタウォーターグループは、私たちの日常の安全・安心な生活を支え、環境と社会の持続可能性に貢献し、社会と共に持続可能な発展を遂げるため、ステークホルダーの期待に応え、社会から信頼され、社会に貢献し続ける企業であることを目指します。この実現に向けて、次の取り組みを続けていきます。

  • 環境・社会の課題解決に向けて、顧客・地域・パートナーと連携し、最適な技術・サービスで貢献していきます。
  • 人が最大の財産であり、多様性を認め、多様な働き方を構築し、安心して安全に働ける環境を整備していきます。
  • 中長期的な企業価値の向上に向けて、最良のコーポレートガバナンスを実現し、社会と共に持続可能な企業を目指します。

サステナビリティ推進体制

サステナビリティ推進体制

環境・社会における課題や当社を取り巻く事業環境の変化に対して、当社のサステナビリティに関する取り組みを検討・推進する組織として、「サステナビリティ委員会」を設置しています。
サステナビリティ委員会は年2回開催され、3つの専門分科会を有し、委員長1名、委員13名の計14名で構成されています。同委員会の活動内容は適宜、経営会議および取締役会において報告しています。

会議体など 役割
取締役会

定期的(1回/年)に委員会より報告を受けるとともに監督を行う。

経営会議

同上

サステナビリティ委員会

定期的(2回/年)に開催し、委員は各本部長などで構成され、委員長は取締役 執行役員(経営企画本部長)が担う。

重要課題(マテリアリティ)

近年の環境課題及び社会課題、社会的要請等を踏まえ、サステナビリティの基本方針の実現に向けて、当社グループの事業と関係性が深く、社会・ステークホルダーにおいても重要な課題を重要課題(マテリアリティ)として特定しました。

重要課題(マテリアリティ)の特定プロセス

「サステナビリティに関する基本方針」制定のお知らせ(206KB)