紫外線消毒装置

概要

紫外線は、耐塩素性病原性原虫「クリプトスポリジウム、ジアルジア」などの不活化に有効。
塩素消毒との組合せにより、低コストで水の安全性向上が図れます。

紫外線消毒の原理

紫外線とは100~380nmの波長の光です。この中でも、253.7nmの波長の光は、細菌やウイルス等の生命維持と遺伝子情報の伝達に必要なDNAに吸収されやすく、菌類の増殖を停止させます

低圧紫外線ランプは、253.7nmに出力のピークを持ち、効率良く消毒を行なうことができます。

典型的な細菌細胞の構造

特長

安全な水質

  • 有害な消毒副生成物を生じない
  • 短時間・小さい照射量で病原性微生物の不活化が可能

安心設計

  • UVモニターによる紫外線照射量の常時監視

維持管理が容易・安価

  • 維持費は、電気代、年1回のランプ交換費・メンテナンス費
  • ランプ保護管は自動洗浄

建設費が安価

  • 設置スペースが小さい

処理水量100~10,000m3/日のラインナップ