コンテナパッケージセラミックモバイル(CPCM)

概要

刻々と変化していく事業環境。施設の老朽化、財源不足、技術者不足などの課題がますます顕在化していくことが予想されます。将来にわたり、すべての方々に安全・安心な水を提供していくために、当社は、コンパクトにパッケージ化したセラミック膜ろ過設備をリース方式で提供しています。浄水場更新などにおける課題解決の一つの方法として、さまざまなシーンでのご利用をぜひご検討ください。

コンテナパッケージセラミックモバイル(CPCM) 紹介ムービー(2020年11月版)
内部
コンテナ一体型のため、非常時などにトラックでの移送が可能

特長

省スペース

従来のセラミック膜ろ過設備よりも省スペースで設置できます。(設置面積は10㎡程度)

リース方式を採用

リース方式での提供のため、必要期間に応じて利用でき、予算の平準化が可能です。

安心の保守サービス

保守サービスも契約に含まれるため、安心して利用できます。

移設が容易

コンパクトな設計のため、災害などの非常時にはトラックで移送できます。

利用シーン

①小規模浄水場
②仮設設備
③ダウンサイジング
④延命化
⑤ピークカット
⑥災害対応

広がる可能性

市町村や国の垣根を越えたサスティナブルなインフラを実現

長寿命なセラミック膜を最大限活用

当社のセラミック膜は非常に丈夫なため、20年以上使用可能。水道事業体さまに納入後に更新時期を迎えても、セラミック膜自体は寿命を迎えていないため、引き続き使用できます。

浄水施設をパッケージ化して移設

かつて東京で活躍していた鉄道車両が新興国で活躍しているように、社会インフラである浄水施設をパッケージ化して移設することで、新たな水インフラのあり方を提唱していきます。

サスティナブルなインフラの実現を目指す

パッケージ化した浄水施設を、中・大都市で一定期間使用後、財源不足に悩む小規模自治体様や新興国に安価に提供することで、市町村や国の垣根を越えたサスティナブルなインフラの実現が可能となり、社会貢献にもつながります。

持続可能な社会に貢献

メタウォーターは「水・環境インフラ」のリーディングカンパニーとして、CPCMなどの製品やサービスを通して、SDGsの推進に貢献していきます。

リース方式の特長

必要時間に合わせた設備利用が可能
リース料金

仕様・浄水量

型式 膜ろ過設備の構成 セラ膜本数 浄水量(給水人口)
CPCM2 1エレメント×2モジュール 2本 90〜160㎥/日程度(300〜500人規模)
CPCM4 2エレメント×2モジュール 4本 190〜330㎥/日程度(600〜1,100人規模)
CPCM8 4エレメント×2モジュール 8本 380〜670㎥/日程度(1,200〜2,200人規模)

※一人一日あたりの必要水量を300リットルとして算出

浄水フロー

浄水フロー