低動力高効率消化システム(高性能型消化槽撹拌機)
概要
多くの自治体さまから、消化槽の運用にかかわる課題や相談事項を受けています。
「ガス撹拌から機械撹拌に更新したが、発泡が起きるようになった」「低動力化を目的に機械撹拌を更新したものの、撹拌不足で消化が不充分である」。このような悩みを解決するために誕生したのが、「低動力高効率消化システム(高性能型消化槽撹拌機)」です。
消化槽上部のインペラに加え、底部に4枚羽根の放射状ブレードを設置することで、汚泥の撹拌を高効率化。消化ガス生成の安定化と維持管理費の削減を同時に実現します。
特長
優れた撹拌能力
底面静翼による上昇流と回転翼による旋回流が組み合わさることにより、優れた撹拌能力を発揮します。
死水域・ショートパスの発生などを防止
完全撹拌混合によるフローパターンの形成により、死水域やショートパスの発生をなくすとともに、スカム堆積、底部堆積を防止します。
低動力
40%以上の低動力化を実現します。(従来型撹拌機との同一混合比較)
様々な槽形状に対応
新設、既設問わず、あらゆる槽形状に適応可能です。
従来機種との撹拌性能比較
死水域、ショートパスの発生、スカム堆積・底部堆積を防止
40%以上の低動力化を実現(従来型撹拌機との同一混合比較)
槽形状への対応
あらゆる槽形状に適応可能(新設、既設問わず)
導入効果
※豊川浄化センターさまでの活用事例をもとに算出