水と歩む、地域とつながる

収入減少、施設老朽化、職員減少など、
上下水道事業が抱える問題。
それらを解決に導き、持続可能な
水・環境インフラを守り、未来へつないでいく。
その使命を持ち、専門の知識や技術を
駆使するメタウォーターのスタッフたち。
それが
「サステナブル・ウォーターキーパーズ」です。

菊池川を原水として
取水から浄水、給水までを担う
3事業一体管理により、
スケールメリットを創出

西日本統括部 中四国九州事業推進グループ マネージャー
あらおウォーターサービス株式会社 取締役武田 信二
福岡県と熊本県をまたぎ、石炭産業を中心に発展してきた「ありあけ地域」。この地域で当社グループは「熊本県有明・八代工業用水道運営事業」「大牟田・荒尾共同浄水場施設等整備・運営事業」「荒尾市水道事業包括委託」の3つの公民連携事業に携わっています。この3事業では、菊池川水系で取水した原水をもとに工業用水をつくり、それを浄水して水道水をつくり、水道利用者に届けるという事業スキームを実現。3事業の特別目的会社(SPC)の代表企業を当社が務めており、事業を横断する統括マネジメントを実施しています。このように取水から浄水、給水まで、広域にわたる3事業を当社主体で一体管理することにより、大きなスケールメリットを創出しています。

2025年4月には、有明海東岸エリアのちょうど中心に位置する地域戦略上の拠点として荒尾市に新事務所を整備しました。新事務所は「オペレーションサポートセンター分室」「訓練センター」「部品センター」を備え、ヒト・モノ・カネ・情報を広域的かつ効率的に管理・運営できます。当社内にとどまらないプラットフォームサービスとしての展開も視野に入れています。

また象徴的な事例として、熊本県嘉島町にて新規の水道事業の立ち上げ・維持・管理も担う「嘉島町簡易水道事業包括委託」があります。水道を一から整備するという、過去に例のない新たな取り組みとなりました。こちらも荒尾事務所の3センター活用によるスケールメリットを創出し、利益追求と公共サービスの維持・向上を通じて、地域に貢献しています。我々は、資材調達や建設工事の委託といった地元企業との連携、地域人材の採用による雇用創出など、地域社会・経済への貢献にも注力しています。当社グループのパーパスは「地域と共生し、水と環境の循環を守り、人々の暮らしを支える」。豊かな水の循環をつなぐ守り手として「ありあけ地域」、ひいては日本の水インフラの持続を支えていきます。
地域と手を取り合って
豊かな水インフラを守り続ける
当社のセラミック膜ろ過システムを導入しているありあけ浄水場の運営・管理を行っています。ありあけ浄水場では、これまで菊池川上流部で油の流出などの水質事故をはじめ幾多のトラブルがありましたが、その都度私たちができることを精一杯に行い、手の及ばないところは自治体の力も借りながら対応してきました。「熊本県有明・八代工業用水道運営事業」がスタートしてからは、ありあけ浄水場の上流にある上の原浄水場の管理・運営も当社グループが行うことから、水質事故発生時や台風や大雨などの際も情報連携しながら効率的な対応が可能となりました。
メタウォーターサービス O&M本部 西日本管理部
(有明ウォーターマネジメント)
平山 臣秀

水道経営状況の公開で
市民と水道事業の橋渡しを
あらおウォーターサービスで水道事業における経営状況の報告資料作成・予決算業務をしています。民間企業がこうした水道事業の予決算まで対応している例は全国でも珍しく、当初は苦労しましたが、荒尾市との綿密な打ち合わせや過去の資料を確認しながら、水道経営状況を市民の皆さまへ分かりやすくお知らせするため、日々奔走しています。民間企業のノウハウを生かしながら、市民の皆さまに興味を持っていただける開示資料を作成し、水道事業と市民との“橋渡し役”になりたいと思っています。
PPP本部 オペレーション統括センター
西日本統括部 中四国九州事業推進グループ
(あらおウォーターサービス)
森永 莉奈

24時間365日、
当たり前を守るために
あらおウォーターサービスで設備の維持管理、部品調達を担当しています。水道はいつでも使える “当たり前”のインフラ。市民の皆さまにご不便をおかけしないためにも、トラブルを迅速に発見・解決するために24時間365日、我々のチームが活躍しています。ありあけ地域での受託案件において設備部品の共通化やデジタル技術の導入による維持管理業務の効率化を推進してきました。これからも“当たり前”を守るため民間の強みを生かし、さらなる提案と改善を続けていきます。
PPP本部 オペレーション統括センター
西日本統括部 中四国九州事業推進グループ
(あらおウォーターサービス)
西田 優作

地域密着で日々業務改善や
効率化を模索
あらおウォーターサービスで設備の維持管理、修繕業務を担当しています。当社の強みは何といっても地域連携。これまで培ってきた専門技術を生かすだけでなく、地域企業、地域人材の活用にも注力しています。さらなるサービス向上やコスト削減のため地域の水道企業の皆さまと積極的に議論、調整を行い日々業務改善を行っています。私は荒尾市出身なのですが、あらおウォーターサービスには近隣含め地元出身の社員が多く、皆地元への貢献意識を強く持っています。水道の持続のため、地域密着でチャレンジを続けていきます。
PPP本部 オペレーション統括センター
西日本統括部 広域支援グループ
(あらおウォーターサービス)
原田 翼郎

3事業一体管理による運営体制

取水から給水までの一体管理によりサービス品質の安定と
スケールメリットの創出が可能に
水道の新たな可能性を紡ぐ─ 嘉島町簡易水道事業包括委託 ─
地域の水道企業の皆さまと連携しながら業務を行っています。嘉島町の意向もあり、熊本地震の教訓から給水管の接合に電気融着という新たな手法を取り入れるなど、より安全・安心な水道のために日々チャレンジしています。2021年に給水を開始し、現在は100世帯に給水。水質・水圧管理をはじめ水道維持管理業務全体に携わっています。これまで幸いにも水質事故などはゼロ。嘉島町が目標に掲げる町内1,300世帯への水供給実現に向けて、さらなるサービス向上、維持管理業務の効率化を模索していきます。
PPP本部 オペレーション統括センター
西日本統括部 中四国九州事業推進グループ
嘉島町簡易水道事業包括委託 現場責任者
舛田 孝副
