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IR資料
2025年10月27日

2026年3月期第2四半期決算説明会 主な質疑応答

2025年10月27日開催の2026年3月期第2四半期決算説明会の主な質疑応答をお知らせします。

海外事業

売上高の上振れ理由(期初予想が保守的だったのか、期中の受注が売上に貢献したのかなど)を教えてください。

 トランプ大統領就任後、インフラ投資を抑制するという報道があったため、期初の予算策定時は一部保守的に設定しました。但し、実際はインフラ投資抑制の影響はなかったことに加え、受注が好調に推移していることから、今回上方修正したものです。

'27/3期~'28/3期についても成長が期待できるのでしょうか?

 '26/3期については、下水3次処理の主力製品であるCloth Media Filter(CMF)が好調に推移する見込みです。さらに、今後は下水処理の新商品であるNereda®も期待できると考えています。Nereda®はエネルギーコストで約50%削減、敷地面積最大75%削減を目標としています。収益性はCMFと比較して高くはないものの、今後の成長に大いに期待しています。

'26/3期について、下期の営業利益が上期より減少する計画になっていますが、買収に対するコストなどを織り込んでいるのでしょうか?

 2025年4月に買収したSchwing Bioset, Inc.(SBI社)の一過性の不採算案件が上期から下期にずれこんだため、下期の営業利益が上期より減少する計画となっています。

CMFが非常に好調で、北米では都市部から地方へ広がっているというお話がありましたが、そのタイミングや規模について教えてください。

 人口に比例する形で下水処理は増えていきますので、今後、都市部から地方に広がる中で市場は倍くらいに拡大していくと考えています。ライバルメーカーもいますが、これまでの実績による強いポジションで営業展開ができると思っています。

CMFは米国で普及余地が大きい一方、欧州でも普及余地があるのでしょうか。また米国と比較しての時間軸やポテンシャルなどはどのようにお考えでしょうか?

 CMFは元々スイスの子会社が開発したもので、これまでも欧州で売上を計上してきています。普及余地は人口に比例する面があるため、米国の成長と比較するとやや見劣りする面は否めませんが、欧州も徐々に伸びていくとみています。

Nereda®CMFより利益率が低いというお話がありましたが、いつごろから収益性が向上するのでしょうか?

 CMFは標準化できているため利益率が高いですが、Nereda®は今後のプロジェクトでの経験を通じて標準設計ができるようになる中で利益率が高まると思います。現在、宮城県でNereda®の実証事業を進めており、日本でも普及展開を図っていきたいと考えています。

SBI社については、'28/3期から業績貢献を目指したいとのことですが、今期の業績への影響はどのように見込んでいるのでしょうか?

 SBI社は、当初のれん償却後の営業利益をほぼ0と見込んでいましたが、一過性の不採 算案件の影響があり赤字を見込んでいます。

国内事業

インフレ局面のなかで原価が上がってきていると思うのですが、どういった取り組みをされているのでしょうか。また、採算の改善余力はあるのでしょうか?

 この30年間はデフレで価格がほぼ変動しませんでしたが、昨今人件費が上昇するなか業界での陳情の効果もあり、労務費単価の見直しまでのタイムラグが短くなってきています。そのため、賃金上昇分を織り込んだ価格設定ができる環境下になってきています。

'26/3期の業績見込み

'26/3期の一般管理費の増加は、期初計画で前期比49億円増加を見込んでおり、今回20億円増加を見込んでいることから、通期では69億円の増加になるのでしょうか?

 その通りです。今回は海外事業の売上増加に伴い、代理店への手数料が比例して増えるため一般管理費が増加しています。

キャッシュアロケーション

「中期経営計画2027」を発表した際、キャッシュアロケーションについては成長投資400億円、株主還元200億円と記載がありました。業績の上振れを受けて成長投資と株主還元についての見通しはどうなるのでしょうか?

 成長投資や株主還元については、双方のバランスを考慮しながら今後も計画的に実施していきたいと思います。