2022年のニュース
「アクアポニックスパークおおふなと」が本格生産開始大船渡市長らを招き、オープニング記念セレモニーを開催
メタウォーター株式会社(社長:山口 賢二、本社:東京都千代田区)が出資参画し、岩手県大船渡市の「大船渡浄化センター」の隣接地にて、魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」事業を展開している合弁会社「株式会社テツゲンメタウォーターアクアアグリ」(社長:株屋 進、本社:岩手県大船渡市、以下「テツゲンメタウォーターアクアアグリ」)は、9月29日に同事業の生産プラント「アクアポニックスパークおおふなと」の稼働開始に合わせて、オープニング記念セレモニーを開催しました。
同プラントにて開催されたセレモニーには、戸田公明 大船渡市長と米谷春夫 大船渡商工会議所 会頭が招かれたほか、テツゲンメタウォーターアクアアグリの株屋進 代表取締役社長ら関係者43人が出席しました。
「アクアポニックスパークおおふなと」は、計画通り10月からレタスなどの野菜の本格生産を開始します。
本件に関する過去のニュースリリース
・岩手県大船渡市「大船渡浄化センター施設改良付包括運営事業」事業契約を締結(2017年12月22日 報道発表)
https://www.metawater.co.jp/news/2017/12/20171222.html
・株式会社プラントフォームの第三者割当増資により同社株式を取得(2020年3月3日 報道発表)
https://www.metawater.co.jp/news/2020/03/post-58.html
・岩手県大船渡市で魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」事業を開始(2021年12月3日 報道発表)
https://www.metawater.co.jp/news/2021/12/post-124.html
・アクアポニックスパークおおふなとが完成(2022年7月15日 報道発表)
https://www.metawater.co.jp/news/2022/07/post-141.html
1■株式会社テツゲンメタウォーターアクアアグリについて
テツゲンメタウォーターアクアアグリは、下水道事業における新たな付加価値創出を目的に、岩手県大船渡市が推進する「大船渡浄化センター施設改良付包括運営事業」において、当社と共に同事業に参画している株式会社テツゲン(社長:佐藤 博恒、本社:東京都千代田区)と、当社が出資し、魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」を展開する株式会社プラントフォーム(代表取締役CEO:山本 祐二、本社:新潟県長岡市)の3社で設立された合弁会社です。
■アクアポニックスについて
「アクアポニックス」は、養殖する魚の排泄物を肥料にして植物を育てる新しい農業の手法です。"水で行う有機栽培"ともいわれ、農薬や化学肥料を使わないだけでなく、水を循環させて利用するため、環境負荷を最小限にとどめて養殖と農業を行うことができます。SDGsの理念にも通じる、次世代の環境保全型農業モデルとして注目されています。
■大船渡市における「アクアポニックス」事業実施の背景
近年、下水処理場では人口減少に伴う統廃合や技術革新による処理の効率化などにより、未利用となっている土地が多く存在しています。また国土交通省が推進する「下水道リノベーション計画」*においても、下水処理場を「下水熱や再生水等を活用し農業生産拠点化」することが推奨施策の一つとして掲げられています。
大船渡市は、下水道施設の土地の利活用を検討する中で、アクアポニックス事業を下水処理場の未利用地の有効利用、余剰エネルギーの利活用に加え、人材雇用の創出、地域産業との連携、就農者の育成など地域連携に資する取り組みと捉え、テツゲンメタウォーターアクアアグリとの間で事業用定期借地権設定契約を締結し、本事業の事業用地を提供することとしました。
*国土交通省「下水道のリノベーション計画」
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000409.html



あいさつする戸田市長

あいさつする大船渡商工会議所 米谷会頭

あいさつする近畿大学 経営学部 浦上教授

あいさつするテツゲンメタウォーターアクアアグリの株屋社長

あいさつするテツゲンの佐藤社長

あいさつする当社社長の山口

あいさつするプラントフォームの山本CEO

施設見学会でレタスを手にする戸田市長

育成中のチョウザメ
本件に関する 問い合わせ
| メタウォーター株式会社 | コーポレートコミュニケーション部 | TEL: 03-6853-7317 FAX: 03-6853-8709 e-mail: pr@metawater.co.jp |
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