2022年のニュース

ニュースリリース
2022年7月15日

「アクアポニックスパークおおふなと」が完成10月からの野菜出荷に向けて、チョウザメの育成や野菜の生産を開始

 メタウォーター株式会社(社長:山口 賢二、本社:東京都千代田区)が出資参画し、岩手県大船渡市の「大船渡浄化センター」の隣接地にて、魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」事業を展開している合弁会社「株式会社テツゲンメタウォーターアクアアグリ(社長:株屋 進、本社:岩手県大船渡市、以下「テツゲンメタウォーターアクアアグリ」)」は、このたび同事業を行うプラント「アクアポニックスパークおおふなと」を完成させました。

 テツゲンメタウォーターアクアアグリは、下水道事業における新たな付加価値創出を目的に、岩手県大船渡市(市長:戸田 公明)が推進する「大船渡浄化センター施設改良付包括運営事業」*1において、当社と共に同事業に参画している株式会社テツゲン(社長:佐藤 博恒、本社:東京都千代田区)と、当社が出資*2し、魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」を展開する株式会社プラントフォーム(代表取締役:山本 祐二、本社:新潟県長岡市)の3社で設立された合弁会社です。

 「アクアポニックス」は、養殖する魚の排泄物を肥料にして植物を育てる新しい農業の手法です。"水で行う有機栽培"ともいわれ、農薬や化学肥料を使わないだけでなく、水も捨てないため、環境負荷を最小限に留めて養殖と農業を行うもので、SDGsの理念にも通じる次世代の環境保全型農業モデルです。

 完成したプラントは「アクアポニックスパークおおふなと」と命名され、10月からレタスなどの野菜の出荷・販売を計画しています。

 当社は本事業を通じて、上下水道施設の未利用地の有効利用を含め、公民連携事業などにおける新たな付加価値の提案につなげていきます。

*1 岩手県大船渡市「大船渡浄化センター施設改良付包括運営事業」事業契約を締結(2017年12月22日 報道発表)

https://www.metawater.co.jp/news/2017/12/20171222.html

*2 株式会社プラントフォームの第三者割当増資により同社株式を取得(2020年3月3日 報道発表)

https://www.metawater.co.jp/news/2020/03/post-58.html

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■大船渡市における「アクアポニックス」事業実施の背景

 近年、下水処理場では人口減少に伴う統廃合や技術革新による処理の効率化などにより、未利用となっている土地が多く存在しています。また国土交通省が推進する「下水道リノベーション計画」*3においても、下水処理場を「下水熱や再生水等を活用し農業生産拠点化」することが推奨施策の一つとして掲げられています。

 大船渡市は、下水道施設の土地の利活用を検討する中で、アクアポニックス事業を下水処理場の未利用地の有効利用、余剰エネルギーの利活用に加え、人材雇用の創出、地域産業との連携、就農者の育成など地域連携に資する取り組みと捉え、テツゲンメタウォーターアクアアグリとの間で事業用定期借地権設定契約を締結*4し、本事業の事業用地を提供することとしました。

*3 国土交通省「下水道のリノベーション計画」

https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000409.html

*4 岩手県大船渡市で魚と植物を同時に育てる循環型農業「アクアポニックス」事業を開始(2021年12月3日 報道発表)

https://www.metawater.co.jp/news/2021/12/post-124.html

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完成したアクアポニックス設備

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施設完成を祝い神事が執り行われた

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挨拶するテツゲンメタウォーターアクアアグリの株屋社長

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挨拶するテツゲンメタウォーターアクアアグリの茂松取締役

本件に関する 問い合わせ

メタウォーター株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL: 03-6853-7317
FAX: 03-6853-8709
e-mail: pr@metawater.co.jp