2020年のニュース
働き方改革を加速するべく労働条件などを見直し~「働きたい会社No.1」を目指して~
当社では、テレワーク、サテライトオフィス、週休3日制など、働き方改革に対するさまざまな取り組みを推進していますが、当社が目指している「働きたい会社No.1」を実現するためには、サテライトオフィスやテレワークを可能にするITインフラなどのハード面の整備のみならず、今後は、労働条件や処遇に係るソフト面の整備など、他社に先駆けたもう一つ先の働き方改革の取り組みが必要と捉えています。
このほど、その具体的な施策として、労働条件などを以下のとおり見直します。
当社の働き方改革は、労働時間の削減や業務効率化のためだけに取り組むものではなく、少子高齢化や人手不足などを背景とした労働市場環境の変化に適応しながら会社と社員が共に成長し、当社の企業力を維持・向上していくための取り組みです。会社として多様化するワークスタイルを受け入れ、社員一人ひとりにとって、自律的で働きやすい職場環境を構築することで、社内外の人材から「働きたい、働きやすい、働き続けたい」と感じさせる魅力的な会社を目指すものです。
1.労働時間および休暇・休日の見直し
多様な価値観を認め合う職場環境の構築を目指す中で、「働く」ことの基本ルールである労働時間や休暇・休日の在り方を見直します。
1)見直しの概要
項目 | 現行 | 見直し後 |
所定労働時間 | 7時間45分/日 (9:00~17:30) |
7時間15分/日 (9:00~17:00) |
積立休暇 | 積立上限:35日 |
・積立上限:100日 |
2)実施時期:2020年4月1日
2.60歳以降の処遇制度の見直し
国内では人手不足が深刻化し、人材の確保・流出防止が会社継続の大きな課題となる中、当社においても5年後に社員の約1/3が60歳到達する見込みであることなど、60歳以降の社員のモチベーションアップや人材の最大活躍に向けて、該当社員に対する戦略的処遇改善を実施します。
1)処遇制度見直しの概要
・2021年度~2023年度にかけて段階的に処遇改善を実施。
・処遇改善の対象を60歳~65歳到達までとする。
2)雇用機会の拡大
・65歳以降も健康で活躍できる職場があれば、当社グループとして最大で75歳までの雇用機会を提供。
3)実施時期:2021年6月1日
3.「スーパー現場代理人制度」の導入
国内において人手不足が深刻化する中、監理技術者不足がビジネス機会の損失につながるケースが散見されはじめており、経営上の重要課題として人材確保に向けた対策が急がれています。当社は、採用市場で優秀な人材を確保しつつ、人材流出を防止するべく、他社との差別化を図る処遇制度を導入します。
1)制度の概要
・優れた現場代理人に対するインセンティブを高めることで、社内でのプレゼンス向上を図り、若手世代が現場代理人を目指すモチベーションに繋げるとともに、将来の人材確保を目的とした処遇制度です。
2)対象要件
・現場代理人を代表するエキスパートであること。
・後進の技術的指導や技術力向上(エキスパートの育成)にも貢献していること。
・「対客折衝スキル」「社内折衝スキル」「人間性・指導」「施工管理技術」について、それぞれの要件水準を満たしていること。
3)評価と報酬の取り扱い
・当社部長クラス同等の処遇とする。
4)実施時期:2020年6月1日
本件に関するお問い合わせ
メタウォーター株式会社 | コーポレートコミュニケーション部 | TEL: 03-6853-7317 FAX: 03-6853-8709 e-mail: pr@metawater.co.jp |
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