2017年のニュース
古野電気と小型Xバンド 二重偏波ドップラ気象レーダの販売契約を締結~国内下水道分野、平成27年度B-DASH実証研究で使用の都市域レーダの販売~
メタウォーター株式会社(代表取締役社長:中村 靖、本社:東京都千代田区)は、このたび、船舶用電子機器メーカーの古野電気株式会社(代表取締役社長:古野 幸男、本社:兵庫県西宮市)と、古野電気製の小型Xバンド 二重偏波ドップラ気象レーダ(以下、都市域レーダ)の国内下水道分野における販売契約(以下「本契約」)を締結しました。
当社と古野電気は、平成27年度B-DASHプロジェクト*「都市域における局所的集中豪雨に対する雨水管理技術実証事業」において、共同で実証研究*を行っています。
近年、都市域では下水道の雨水排除能力を上回る豪雨による浸水被害が増加しており、下水道事業において、局所的集中豪雨をもたらす雨雲の観測に欠かせない都市域レーダの導入ニーズが、高まると予想されています。
当社は、都市域レーダの販売契約を機に、頻発する局所的集中豪雨による浸水被害軽減、降雨観測・浸水予測の高精度化によるソフト対策を含めた新たなソリューションを希望する自治体のニーズにお応えしてまいります。
*平成27年度 B-DASHプロジェクトについて
https://www.metawater.co.jp/news/detail/2015050125X.html
* B-DASHプロジェクト...
新技術の研究開発および実用化を加速することで、下水道事業におけるコスト縮減や再生可能エネルギー創出などを実現し、併せて、本邦企業による水ビジネスの海外展開を支援するために国土交通省が実施している実証事業。
Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Projectの略。
*共同実証研究...
メタウォーター株式会社、株式会社新日本コンサルタント、古野電気株式会社、株式会社江守情報、株式会社日水コン、神戸大学、福井市、富山市の8者からなる共同研究体で実証研究している。
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平成27年度 B-DASH実証研究で使用中の都市域レーダ(富山市 小学校屋上に設置した事例)
都市域レーダの概要
都市域レーダは、山頂、鉄塔などの高所から上空を観測する従来の大型気象レーダと異なり、都市部のビルの屋上など複数個所に設置して観測を行うもので、低層から発達する積乱雲に伴う雨粒を検知しやすくし、集中豪雨に対する警戒態勢を早期に構築できます。
レーダ性能としては、75mメッシュの高分解能で雨の観測ができ、また、世界最小・最軽量クラスのレーダ本体は、ワゴン車などに積載できるなど、重機などを使用せず比較的安価に設置ができます。
また、従来レーダ単体での観測範囲では、強降雨に伴う信号減衰が生じ、観測範囲に欠測域が生じてしまうことがありましたが、都市域レーダを複数個所に設置し互いのレーダで欠測域をカバーすることで、高精度な雨量データの観測を実現します。
1)電波発振増幅方式
固体化(半導体利用)
2)観測半径
約30km
3)偏波方式
二重偏波(水平・垂直)
4)レドームサイズ゛/重量
Φ1085mm / 68kg
5)距離分解能
6)消費電力
650W max / AC100V
普通車への積載が可能
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重機等での据え付けが不要
本件に関するお問い合わせ
| メタウォーター株式会社 | コーポレートコミュニケーション部 | TEL: 03-6853-7317 FAX: 03-6853-8709 e-mail: pr@metawater.co.jp |
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