2017年のニュース

ニュースリリース
2017年6月15日

秋田県県北地区広域汚泥資源化事業を受注

 メタウォーター株式会社(社長:中村 、本社:東京都千代田区)はこのほど、秋田県と「秋田県県北地区広域汚泥資源化事業」における工事請負契約を締結しました。

 本事業は、秋田県県北地区において発生する生活排水処理汚泥を継続的に処理するとともに、資源化物を長期間、安定的に製造し、有価物として供給するものです。
 本事業では、広域的に収集される下水、くみ取りし尿、浄化槽、農集排など多様な汚泥を処理するため、幅広い処理量変動・性状変動に対応ができる流動床炭化方式を採用しました。本方式は、安定的な資源化物の製造はもちろんのこと、汚泥が持つエネルギーの大部分を資源化物製造に利用することができるため、補助燃料の使用量が少なくてすみ、施設の運転費用と施設からの温室効果ガスの排出量をともに低減させることができます。製造した資源化物は土壌浄化用資材として利用されます。
 なお、本事業の維持管理・運営業務については、当社が代表企業をつとめる特別目的会社「秋北エコリソースマネジメント株式会社」が受注しています。

 当社は本事業を通じて「事業の継続性」と「地元への貢献」を最大限に追求し、新しい循環型社会の構築に貢献します。

処理施設完成イメージ

1.事業概要     

1)事業名 秋田県県北地区広域汚泥資源化事業
2)事業場所 秋田県大館市川口字中川口1(大館処理センター敷地内)
3)受注金額 6,433,769,086円(税込み)
4)事業方式 DBO方式(Design, Build and Operate)
* 施設の設計(Design)、施工(Build)および維持管理・運営(Operate)を一括で実施
5)事業期間 設計・施工:  2017年5月26日(本事業契約日)~2020年3月31日
維持管理・運営:2020年4月1日~2040年3月31日
6)処理量 22t/日(定格)

2.秋北エコリソースマネジメント株式会社の概要

1)設立 2017年2月13日
2)所在地 秋田県大館市花岡町字堤沢42
3)代表者 代表取締役社長 野田 俊司 (メタウォーター株式会社)
4)資本金 15百万円(維持管理・運営開始時:50百万円)
5)構成員 メタウォーター株式会社 (代表企業、設計・施工、保全管理、SPC管理)
DOWAエコシステム株式会社 (資源化物利活用マネジメント、運転管理)
メタウォーターサービス株式会社 (運転管理)
エコシステム花岡株式会社 (資源化物利活用)
エコシステム小坂株式会社 (資源化物利活用)
メルテック株式会社 (資源化物利活用)

3.処理施設のフロー

本件に関するお問い合わせ

メタウォーター株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL: 03-6853-7317
FAX: 03-6853-8709
e-mail: pr@metawater.co.jp