沿革
水・環境分野における総合エンジニアリング企業として発足
メタウォーターは、2008年4月1日、日本碍子株式会社(以下「日本ガイシ」)と富士電機株式会社(以下「富士電機」)の各水環境事業子会社の合併により、水・環境分野における総合エンジニアリング企業として発足しました。
発足以来、当社グループは、水資源の循環を創り出すための最適解を提供するという企業理念に基づき、日本ガイシ由来の機械技術と富士電機由来の電気技術を併せ持つ企業グループとして、国内外の水道、下水道、環境の各分野で事業を展開しています。具体的には、上下水道施設向けの機械設備や電気設備の設計、建設を核とした各種エンジニアリング、各設備の補修工事、維持管理(保守・点検)、運転管理などの各種サービス、それらを合わせたトータルソリューションの提供を主な事業としています。
また、国内外企業との連携・提携も積極的に推進し、顧客のニーズに合わせた幅広いソリューションの提供や今後の成長に向けた事業領域の拡大にも注力しています。
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2007年(平成19年)
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- 2月
- 日本ガイシと富士電機が水環境事業の統合について基本合意
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- 4月
- 日本ガイシが環境関連事業を子会社である株式会社NGK水環境システムズに承継
富士電機が水環境事業を子会社である富士電機水環境システムズ株式会社に承継
2008年(平成20年)
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- 4月
- NGK水環境システムズと富士電機水環境システムズの合併によりメタウォーター株式会社が発足
2009年(平成21年)
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- 7月
- 株式会社クリモトテクノスの環境事業を譲り受け
2011年(平成23年)
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- 4月
- 上下水道事業を支援する新事業ウォータービジネスクラウド(WBC)を立ち上げ
2012年(平成24年)
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- 4月
- 県境をまたぐ二つの自治体による浄水場更新DBO事業※として「大牟田・荒尾共同浄水場(ありあけ浄水場)」が稼働
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- 12月
- アフリカ(マラウイ共和国、ケニア共和国、トーゴ共和国)に車載式セラミック膜浄水装置を初納入
2013年(平成25年)
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- 1月
- 当社初の海外現地法人として米国にMETAWATER USA, INC.を設立
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- 3月
- 水道機工株式会社と業務提携
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- 4月
- 本社を東京都港区虎ノ門から千代田区神田須田町に移転
カンボジアにプノンペン駐在員事務所を開設
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- 6月
- 株式会社日水コンの子会社である株式会社イオの増資を引き受け
国際航業株式会社と業務提携
オランダのPWN Technologiesと業務提携
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- 8月
- オランダのRood Wit Blauw Holding B.V.の第三者割当増資を引き受け、資本業務提携
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- 10月
- 富士通(株)と連携し、上下水道インフラ管理サービス「Smart FieldService」の提供を開始
2014年(平成26年)
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- 4月
- 月島機械株式会社の子会社との共同出資により、薬品事業を担うハイブリッドケミカル株式会社を設立
プラント運営における国内初の独立採算型PFI事業として「女川町水産加工団地排水処理施設整備等事業」を開始(宮城県女川町)
「取水から蛇口まで」の一貫した水道施設整備等事業として「滝沢浄水場更新整備等事業」に着手(福島県会津若松市)
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- 5月
- 富士通株式会社と共同で、ビックデータ分析とウェアラブルデバイスを活用した浄水場の保守点検における実証実験を開始
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- 9月
- 上下水道施設の維持管理を担うメタウォーターテック株式会社を設立
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- 11月
- 東京都下水道局、東京都下水道サービス(株)と共同研究を行った「同時硝化脱窒処理システム」が2014年日経地球環境技術賞の優秀賞を受賞
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- 12月
- 東京証券取引所市場第一部上場
下水道事業として国内で初めてRO※方式を採用した「豊川浄化センター汚泥処理施設等整備・運営事業」に着手
※Rehabilitate Operateの略。更新および修繕等を実施し、その後、運営・管理を行う方式
2015年(平成27年)
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- 1月
- 世界最大級の浄水場オゾンシステムが米国で稼働(テキサス州Wylie浄水場)
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- 2月
- 横浜市水道局と水源エコプロジェクト「W-eco・p」(ウィコップ)協定を締結
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- 3月
- Global Water Award 2015のWater Technology Company of the Year部門で金賞を受賞
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- 4月
- 株式会社NTTデータと上下水道事業向けサービス分野で協業を開始
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- 9月
- TBSラジオ「メタウォーター presents 水音(みずおと)スケッチ」オンエア開始
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- 10月
- PFI方式によるリサイクル施設の整備運営事業を初受託(御殿場市・小山町広域行政組合ごみ再資源化施設)
2016年(平成28年)
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- 1月
- 米国水処理エンジニアリング会社
Aqua-Aerobic Systems, Inc.を完全子会社化
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- 12月
- ISO55001(アセットマネジメントシステム)の認証を取得
2017年(平成29年)
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- 11月
- 上下水道事業の包括化と広域化の進展を見据えて「設備運転員訓練センター」を設置
働き方改革の一環としてサテライトスペース「アイランド」を設置
2018年(平成30年)
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- 3月
- (株)スカイシーカーの第三者割当増資を引き受け、資本業務提携
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- 4月
- 設立10周年
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- 9月
- 新企業理念「続ける。続くために。」を発表
2019年(平成31年・令和元年)
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- 2月
- シンガポール駐在員事務所 設立
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- 10月
- 自己株式の取得および自己株式の公開買い付けを実施
2020年(令和2年)
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- 4月
- 北米事業拡大に向けて、米国 「Wigen Companies, Inc. 」を完全子会社化
2021年(令和3年)
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- 1月
- 第三者割当による自己株式の処分と自己株式の消却を実施
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