リスクマネジメント

リスクマネジメント

当社グループでは 「メタウォーターグループリスク管理規程」 を定め、グループの経営に影響を及ぼす可能性のあるさまざまなリスクを体系的に認識し、適切に評価・管理することにより、リスクの発生を未然に防止、
あるいはリスクの発生による損失を低減し、グループの企業価値の維持・拡大に努めています。
また、CSR委員会の中にリスク管理分科会を設け、個々のリスクへの対応が適切に行えるよう体制を整備・強化し、ステークホルダーの信頼に応えるべく組織的な対応を図っています。

さらに、個別のリスクに対応するために 「メタウォーター事業継続計画(BCP)」、「コンプライアンス規程」、「情報セキュリティポリシー」をはじめ、事故や環境・安全衛生関連の対応についての規程・基準やマニュアルなどを定め、さまざまな事象の発生に対して迅速かつ的確に対応できるようにしています。

リスクについては、外部環境と事業環境に分け、事業環境をさらに3つのカテゴリーに分割し、全22項目のリスク分類を設定しています。そのリスク分類に応じて、各本部・センターがリスクを抽出しています。抽出したさまざまなリスクは、「損益」「資産」「信頼」「人命」「事業継続」の5つの視点で評価し、リスクの影響度によって対応の優先順位を設定しています。
また、その中で特に影響度の大きいものを「優先対応リスク」として定義し、リスクへの対応計画や発生状況、対策の実施状況や結果について全社で共有・管理することで、リスクへの適切な対応に努めています。

BCM(事業継続マネジメント)の取り組み

BCMへの取り組み

当社グループでは、事業継続マネジメント(BCM)の強化を図っていくため、事業特性に合わせた事業継続計画(BCP)を策定しています。さらに、定期的にBCM推進部会を開催することで、策定したBCPの実効性向上に努めています。
2019年度は、「緊急時優先業務」の設定、BCP(復旧アクション)手順書の見直し、関連規程類の整理による文書量のスリム化など、BCPの大幅な改訂を行いました。2020年度より各種訓練・教育などを通して浸透・習熟を図り、さらなる実効性向上を推進する予定です。
また、本社および日野事業所において社員で編成した自衛消防隊の技能訓練を継続して実施し、緊急通報、心肺蘇生、消火器訓練など、さまざまな技能の習熟に努めています。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対しては、社長を本部長とする緊急対策本部を設置し、各種の対策を機動的に実施しています。
「水・環境」インフラに携わる当社の社会的使命を鑑み、事業継続と従業員の安全のため、感染拡大防止に全社を挙げて取り組んでいます。

BCM推進部会
BCPの改訂に伴う各部門ウォークスルー(読み合わせ)訓練

自治体の水道事業BCPを支える取り組み

当社がSPCの代表企業を務める「あらおウォーターサービス(AWS)」は、熊本県荒尾市で水道事業などの包括委託による事業を展開しています。そこで荒尾市企業局がBCP運用訓練を実施するにあたり、AWSは1分1秒でも早く情報収集し、復旧に必要な経営資源(人や重機・部品などのモノ)などを確保するため、ICTを活用してサポートを行いました。現地の情報(プラント監視画面・タイムライン・TODOリストなど)を本社(東京)、九州事務所(福岡)などでリアルタイムに共有することで、復旧にかかる時間の短縮を図り、「高速事後対応」の実現を目指しています。

現地(荒尾市)の情報を本社(東京)でリアルタイムに把握