環境配慮型製品

環境配慮型製品の開発

重点開発テーマ

当社グループの研究開発の根底にあるテーマです。重点課題と位置づけ、世界への貢献を目指します。

環境技術の導入実績はこちら

水道技術

浄水場全体の更新と運営・管理〈横浜市 川井浄水場〉
自然の力を利用した環境にやさしい水づくり

太陽光発電設備

配水池の屋根に太陽光発電パネルを設置。自然エネルギーの活用により、従来施設と比べて電力消費量を40%削減しています。

高低差を利用した無動力ろ過

道志川水源から届いた水を、膜ろ過装置で処理して配水池に送るまでポンプを使うことなく、水源から浄水場までの高低差を利用した無動力ろ過を実現しています。

オゾン/促進酸化処理技術
藻類が原因で発生するかび臭物質の高効率除去

都市近郊の湖沼などを水源とする浄水場では、藻類によるかび臭が問題となっています。この問題を解決するために、オゾン/促進酸化処理技術を開発しました。
通常のオゾン処理よりも高効率でかび臭物質を除去するとともに生物活性炭への負荷軽減により、長寿命化を可能にします。

オゾン/促進酸化処理の原理

オゾンに過酸化水素を加えることで、オゾンよりも強力な酸化力を持つヒドロキシルラジカル(・OH)の生成を促進し、かび臭物質などの難分解性物質に対する分解効率を高める方法です。また、過酸化水素には、オゾン処理の副生成物である臭素酸イオンの生成を抑制する効果もあります。

紫外線LED(UV-LED)を用いた浄水場向け紫外線処理装置
世界最大の処理能力と約45,000時間の長寿命化を実現

日機装(株)と日機装技研(株)、(株)扇港理研とともに、世界トップクラスの高出力UV-LEDを光源に用いた世界初となる浄水場向け紫外線処理装置を開発しました。
浄水処理において、クリプトスポリジウムなどの耐塩素性病原微生物対策の1つとして紫外線による不活化がありますが、世界的に水銀の規制強化が進む中、安全性の高いUV-LEDを用いた紫外線処理装置への関心が高まっています。
本装置は、UV-LEDの出力制御や照射の最適化などにより、紫外線水銀ランプの約3倍の長寿命化を実現し、水銀レスで安全性が高く環境負荷低減にも貢献します。

下水道技術

流動タービン焼却システム(東京都下水道局との簡易提供型共同研究)
排熱で駆動するタービンによるエコな焼却

下水汚泥を焼却する際、炉内に空気を送り込むブロワは電気を多く消費します。ブロワの代わりに、電力を使わず排熱を利用して駆動するタービンを採用した焼却システムを開発。従来システムに比べて電力消費量を約40%削減しています。

汚泥燃料化事業〈滋賀県 湖西浄化センター〉
下水汚泥を炭化物として資源化

下水汚泥は焼却処分し、残った焼却灰は産業廃棄物として処理されてきましたが、下水汚泥を炭化処理することによりバイオマス燃料を製造し、発電所や鉄鋼所でエネルギー資源として利用。
従来の焼却・溶融施設と比べて、二酸化炭素の排出量を年間で約11,651t(一般家庭 約3,800世帯分)削減しています。

汚泥処理施設等整備・運営事業〈愛知県 豊川浄化センター〉
下水汚泥を利用して発電

下水汚泥処理に伴い生成されるバイオガス(メタン)を利用して発電。再生可能エネルギー固定買い取り制度(FIT:Feed in Tariff)を活用することで、汚泥処理費用の低減温室効果ガス排出量の削減を目指しています。

低含水率汚泥脱水機
脱水汚泥の低含水率化を実現

従来の1液型・2液型の汚泥脱水では、含水率や処理コストに課題がありました。当社グループが開発した後注入2液型のベルトプレス脱水機は、従来の2液型の長所はそのままに、少ない薬品投入量での低含水率化を可能にします。

リサイクル技術

廃棄物選別機
高精度のごみの選別で、運営・運転費を低減

環境負荷を低減し、不燃ごみの再資源化を図るために、プラスチック類やペットボトルなどリサイクルできるものを選別します。ごみを選別する作業は、基本的に人の手で行われていますが、当社グループの廃棄物選別機は、精度の高い選別はもちろんのこと、省人化やコスト削減を実現します。

運営・運転費のライフサイクルコストを低減

廃棄物選別機は、不燃ごみを不燃系の「重量物」と可燃系の「軽量物」と細かな「細粒物」に選別が可能となり、手選別作業の負荷を軽減し省人化が図れるため、運営費を削減することができます。
●手選別作業員削減率10% ~ 30%

プラスチック製容器包装の選別処理に抜群の効果

プラスチック製容器包装をリサイクルする際は、禁忌品や金属などの異物混入が許されません。廃棄物選別機で金属などは重量物側に自動的に分けられるため、手選別時に発見しやすく確実な除去が可能となります。

精度の高い選別が可能に

廃棄物選別機をごみの手選別工程前に設置し、手選別作業の障害となるフィルム状、シート状の可燃物を除去します。手選別目的物の見逃しを防止し、精度の高い確実な選別が可能となります。

選別の仕組み