流動床式ガス化溶融システムは、ごみなどの廃棄物を焼却して灰にするだけでなく、発生する灰を一気に溶かして「スラグ」とし、コンクリート骨材やアスファルト骨材として有効利用できる形にします。
を具現するものとして開発し、当社においては2施設の納入に至っています。

ごみのエネルギーを有効に利用して高温処理を実施する本方式は、以下の特長があります。
ごみのエネルギーでスラグ化をするため、補助燃料使用量が削減できるとともに、二酸化炭素排出量の削減が可能。
流動床炉高い炉内攪拌効果で汚泥から廃プラまで幅広い廃棄物を溶融スラグ化可能。
ガス化炉に稼動部がなく、ガス化炉と溶融炉が一体のため、ガスのリークがなく安全で運転・補修が容易。
セラミック製造技術を駆使した耐火物を使用し高寿命を達成。

| 測定結果 | 基準※1、※2 | |
|---|---|---|
| カドミウム | <0.001 | <0.01 |
| 鉛 | <0.005 | <0.01 |
| 六価クロム | <0.04 | <0.05 |
| ひ素 | <0.005 | <0.01 |
| 総水銀 | <0.0005 | <0.0005 |
| セレン | <0.002 | <0.01 |
| ふっ素 | <0.1 | <0.8 |
| ほう素 | <0.02 | <1 |
| 測定結果 | 基準※1、※2 | |
|---|---|---|
| カドミウム | <3 | <150 |
| 鉛 | 26 | <150 |
| 六価クロム | <2 | <250 |
| ひ素 | <1 | <150 |
| 総水銀 | <0.05 | <15 |
| セレン | <3 | <150 |
| ふっ素 | <30 | <4000 |
| ほう素 | 72 | <4000 |
| 測定結果 | 基準 | |
|---|---|---|
| 絶乾密度 | 2.87~2.89 | >2.5[g / cm3]※1 |
| 吸水率 | 0.33~0.68 | <3[%]※1,※2 |
| 安全性 | 2.2 | <10[%]※1(細骨材基準とした) |
| 粒径判定実績率 | 58.2~59.3 | >55[%]※1(細骨材基準とした) |
| 微粉分量 | 4.8~6.2 | <7[%]※1(細骨材基準とした) |
| 粒度 | FM2.5適合 | -※2 |
※1 JIS A 5031 一般廃棄物、下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材の基準
※2 JIS A 5032 一般廃棄物、下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化した道路用溶融スラグ骨材の基準
本技術の概要を右図に示します。
ガス化炉に投入された廃棄物は、450℃~600℃に保たれた砂層で熱分解されます。熱分解された廃棄物は、COなどの可燃性ガス(熱分解ガス)、粉砕された炭状のチャー、不燃物(鉄、アルミ、がれき)に分離されます。
熱分解ガス及びチャーは溶融炉に送られ、ごみの保有熱で溶融炉内において高温完全燃焼し、チャー中の灰の成分は溶かされスラグとなります。不燃物は、ガス化炉の下部から付着物が砂の摩擦により剥された未酸化の状態で回収されリサイクルされます。