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ニュースリリース
2017.06.14

大分県企業局 工業用水道給水ネットワーク再構築事業における「水管理システム化工事」を完了
~当社初となる工業用水における水管理システム~

 メタウォーター株式会社(社長:中村 靖、本社:東京都千代田区)は、大分県企業局から受注した工業用水道給水ネットワーク再構築事業における水管理システム化工事を本年3月に完了し、システム運用を開始しました。
 
 大分県企業局の工業用水は、市内を流れる大野川から取水された原水を処理し、3系統の送水ルートを経て大分コンビナートへ供給されています。ひとたびこの送水ルートにおいて事故が発生すると、「産業の血液」とも呼ばれる工業用水が給水停止となり、それが長期間続くと甚大な経済損失をもたらす可能性があります。そこで大分県企業局は、3系統の送水ルートを相互に補完する給水ネットワークを再構築しました。
 
 今回、当社が構築した水管理システムは、送水ルートの事故時にルートを迂回させ、適切な水量、水圧で給水を継続できるよう制御を行い、またシミュレーションによる運転支援を行うことなどを目的に導入されました。シミュレーション機能を担う水運用サーバは、株式会社江守情報(旧江守商事株式会社 情報部門 社長:山本 昇、本社:福井県福井市)が供給する、InfoWorks WSおよび、リアルタイム管網解析が可能なIWLiveシステム*を水道分野では国内で初めて導入しており、プラントシミュレーターシステムと繋げることで計測値と制御目標値の受け渡しを行えるようにしました。
 
 当社にとって工業用水給水ネットワークの水管理システムは初めてとなりますが、水道事業における監視制御システムや水運用システム構築の豊富なノウハウを活かし、地域経済を支える工業用水供給に貢献していきます。
 
*InfoWorks WSおよびIWLiveシステム:
InfoWorks WSは、上水道ネットワークのダイナミック・シミュレーションが可能であり、上水道ネットワークのパフォーマンスを様々な観点から分析し、上水道の計画や維持管理を支援するために開発されたツールです。
IWLiveは、InfoWorks WSの上位システムであり、InfoWorksWSで構築した上水道ネットワークモデルにリアルタイムの観測・制御データを与え、水圧や流量の予測を行うシステムです。平常時にはモニタリングや施設の最適化を支援し、非常時は状況を瞬時に計算するだけでなく、復旧等の対策案を予め解析・検証することが可能です。




大分県企業局の工業用水概略図(イラスト提供:大分県企業局)



事業概要

件 名 給水ネットワーク判田・大津留浄水場監視制御装置水管理システム化工事
発注者 大分県企業局
契約日 2015年4月23日
入札方式 一般競争方式
工事場所 大分県大分市下判田1600、大津留253
契約金額 330,000,000円(税抜き)
請負者 メタウォーター株式会社
システム構成 水環境監視制御システム(既設)、プラントシミュレーターシステム、
水運用サーバの組み合わせ
システム構築の
目的
・判田浄水場、大津留浄水場からの給水3系統において、隧道の事故を想定し、
各系統間での水の融通が可能となる給水ネットワークを構築する。
・増設される増圧ポンプやバイパス弁は遠隔監視制御可能な構成とし、給水ネット
ワークを構成する各施設の統合管理を可能とする水管理システムを構築する。
・送水ルートにおける事故発生時に瞬時にシミュレーションを行い、
プラントシミュレーターと連携し、別系統で需要家への給水継続を実現する。
・事故に備え事前にシナリオ分析を行いオペレーターの事前準備、
技術継承をサポートする。
工事期間 2015年4月24日~2017年3月24日


本件に関するお問い合わせ

メタウォーター株式会社 広報IR部 TEL: 03-6853-7317
FAX: 03-6853-8709
e-mail: pr@metawater.co.jp


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