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2017.02.16

紫外線LED(UV-LED)を用いた浄水向け紫外線処理装置の開発を完了
世界初の処理水量2,000㎥/日と約45,000時間の長寿命化を実現

 2016年6月20日付広報発表* のとおり、当社は、紫外線LED(UV-LED)のリーディングカンパニーである日機装株式会社(社長:甲斐 敏彦、本社:東京都渋谷区 以下、「日機装」)と、その子会社である日機装技研株式会社(社長:吹田 恒久、本社:石川県白山市 以下、「日機装技研」)、浄水向け紫外線処理装置の豊富な納入実績を持つ株式会社扇港理研(社長:津賀 栄一、本社:兵庫県神戸市 以下、「扇港理研」)の3社と共同で、世界トップクラスの高出力UV-LEDを光源に用いた、世界初となる処理水量2,000㎥/日の浄水向け紫外線処理装置の開発に取り組み、このほど、本装置の開発を完了しました。
 本装置では、処理水量2,000㎥/日に加え、従来の紫外線水銀ランプの約3倍にあたる約45,000時間の長寿命化を実現。さらには、新たに処理水量500㎥/日モデルの開発にも目処を付けました。
 今後は、公益財団法人 水道技術研究センター(JWRC)の「紫外線照射装置JWRC基準適合認定」の取得を経て2017年度中の発売を目指すとともに、ラインナップの拡充を図りながら、将来的には、LEDの特徴である「省エネ」「長寿命」を生かした、給水人口10万人規模となる処理水量30,000㎥/日の上水施設にも対応ができる、次世代型紫外線処理装置の開発を進めていきます。

* 紫外線LED(UV-LED)を用いた浄水向け紫外線照射装置を開発 (2016年6月20日発表)
  http://www.metawater.co.jp/news/detail/20160620QNx.html


本紫外線処理装置の特徴

 ・世界トップクラスの高出力UV-LEDを採用し、世界初の処理水量2,000㎥/日を実現
 ・UV-LEDの出力制御や照射の最適化などにより、紫外線水銀ランプの約3倍の長寿命化を実現 
 ・電源オンで瞬時に所定の照度が得られるとともに、電源オン・オフの繰り返しに強い
 ・水銀レスで安全性が高く、環境負荷低減にも貢献

処理水量(㎥/日) 2,000 世界初
紫外線照射量(mJ/㎠)*1 16.1 実証データ
LED定格出力(mW/個) 30 100% 出力時
光源ピーク波長(nm) 285 半値幅 約10nm
LED寿命(時間) 約45,000 紫外線水銀ランプ:約14,000時間 *2
洗浄機構 超音波洗浄方式
 *1 254nm換算紫外線照射量  *2 当社調べ


開発の背景

 浄水処理において、クリプトスポリジウムなどの耐塩素性病原性原虫対策の一つとして紫外線による不活化があります。現在、水銀ランプを用いた紫外線処理装置が一般的ですが、2013年10月開催された国連環境計画(UNEP)の外交会議で、水銀汚染防止に向けた国際的な水銀規制に関する「水銀に関する水俣条約(以下、「水俣条約」)」が採択され、我が国では、2016年2月に水俣条約の締結が閣議決定されるなど、世界的に水銀の規制強化が進む中、安全性の高いUV-LEDを用いた紫外線処理装置への関心が高まっています。

共同開発における役割

 メタウォーター                                全体統括、販売
 日機装、日機装技研                            UV-LED光源モジュール設計、製造
 扇港理研                                           UV-LED光源モジュール以外の装置設計、製造
 
 本装置実証実験の紫外線照射性能評価において、立命館大学 理工学部 環境システム工学科
 環境衛生工学研究室(神子 直之 教授)に協力をいただきました。


紫外線処理装置本体(実験装置)




本件に関するお問い合わせ

メタウォーター株式会社 広報IR部 TEL: 03-6853-7317
FAX: 03-6853-8709
e-mail: pr@metawater.co.jp



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