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ニュースリリース
2016.06.15

環境システム計測制御学会(EICA)論文賞受賞
~膜ろ過高度浄水処理システムに関する研究~

メタウォーター株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木田 友康、以下「メタウォーター」)は、環境システム計測制御学会より「膜ろ過高度浄水処理システムに関する研究」(著者:メタウォーター 村田直樹、同 青木伸浩、同 本山信行、岐阜大学 李富生氏)で論文賞*を受賞しました。
 
*環境問題における計測・制御・システム化に関する学術、技術分野にて、独創的な研究・開発ならびに技術に関する論文の発表および著作などにより、当該学術技術の進歩発展に顕著な功績があったものに贈られる賞で、前年度1年間に投稿された査読付論文の中から選考されます。
 
本論文は、藻類を高濃度に含有する原水に対し、化学的強化逆洗と微粉炭処理を組み合わせたセラミック膜ろ過処理により、膜の目詰まりを抑制するとともに、トリハロメタン前駆物質や臭気物質を吸着除去できることを確認した論文です。
 
藻類が多く含まれる原水では、藻類に起因する浄水障害があり、これらの対策として従来の砂ろ過方式では、殺藻を目的とした、前塩素処理が行われています。一方、前塩素処理を行うことにより、その処理水質に与える障害として臭気物質の発生やトリハロメタンの生成が挙げられ、これらの対策は通常の処理に比べ費用が割高になる課題がありました。
 
これらの課題に対し、化学的強化逆洗と微粉炭処理を併用したセラミック膜ろ過処理実験を、藻類の浄水障害が発生しやすい霞ヶ浦の湖水を原水として、約2年間実施いたしました。その結果、「化学的強化逆洗による膜ろ過の安定化(膜の目詰まりを抑制)」、「消毒副生生物の生成リスクの低減・塩素使用量の削減」、「微粉炭処理によるトリハロメタン前駆物質及び臭気物質の除去」が確認でき、このことをまとめた論文が評価され受賞にいたりました。

       
         賞状               左) 環境システム制御学会 会長 清水芳久 氏
                                                                右) メタウォーター 村田直樹


本件に関するお問い合わせ

メタウォーター株式会社 広報IR部 TEL: 03-6853-7317
FAX: 03-6853-8709
e-mail: pr@metawater.co.jp

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