METAWATER

ニュース

ニュースリリース
2015.02.06

オランダ ヴィアデン浄水場 砂ろ過逆洗排水処理設備 試運転開始
~セラミック膜を利用した砂ろ過逆洗排水の有効活用~

メタウォーター株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木田 友康、以下「メタウォーター」)は、オランダのヴィアデン浄水場において、セラミック膜による砂ろ過逆洗排水処理設備の試運転を開始しました。

ヴィアデン浄水場が位置するTwente地域は、元来地下水が少なく、タイヤ工場火災による表流水汚染や給水人口増加による水不足など、近年、水ストレスが高まっています。一方で、同浄水場の砂ろ過の逆洗排水においては、造水量の10%近い水が排水として処理されていました。
本設備はこれらの問題に対し、逆洗排水をセラミック膜でろ過し、再び浄水工程に戻すことで、水資源の有効活用をはかるとともに、発生する汚泥量を低減させます。
なお、本設備の本格稼働により、通常時で1,200m3/日(最大処理量1,700m3/日)の逆洗排水の処理が可能となります。

今回、砂ろ過逆洗排水処理にセラミック膜が採用されたのは、排水を浄水工程に戻し再利用する際に要求されるマルチバリア(細菌等に対する除去性)性能のほか、膜破断の心配が無い高い耐久性や安定した運転を低動力で実現できる点、また、既存設備・建屋を維持したまま施設内の限られたスペースを活用し設置が可能な点など、システム性能と経済性の両面について、オランダ最大の水道公社Vitensから高く評価されたことによります。

現在、当社グループは、持続的な成長と収益の最大化を実現するため「海外事業の拡大」を最重要課題の一つとして取り組んでいます。セラミック膜の新たな活用方法である本件をはじめ、当社グループの強みを生かしてVitens、協業パートナー企業であるRood Wit Blauw Holding B.V社(オランダ)、製罐ベンダーであるEUROSTEEL社(ポーランド)との官民連携を強化し、欧州地域での事業拡大を推進していきます。

セラミック膜を使った砂ろ過逆洗排水処理設備

セラミック膜エレメント

Vitensの概要

・オランダ最大の水道公社
・給水人口:540万人(オランダ全人口1,680万人の約32%)
・年間造水量:3億3千万m3
・オランダ北東部に配水

ヴィアデン浄水場の概要

・正式浄水場名: Wierden Drinking Water Treatment Plant
・浄水フロー:取水(地下水)→急速砂ろ過→軟水化(ペレット軟水化装置)→マンガン砂ろ過→配水(凝集剤無添加)
・処理能力:22,000m3/日

導入設備の概要

・セラミックエレメント本数:24本(12本×2系列)
・通常処理量:1,200m3/日(最大処理量:1,700m3/日)

本件に関するお問い合わせ

メタウォーター株式会社 広報IR部 TEL: 03-6853-7317
FAX: 03-6853-8709
e-mail: pr@metawater.co.jp

以上

  1. ホーム>
  2. ニュース>
  3. 2015年>
  4. オランダ ヴィアデン浄水場 砂ろ過逆洗排水処理設備 試運転開始

このページの先頭へ