METAWATER

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ニュースリリース
2013.10.22

上下水道インフラ管理サービス「Smart Field Service」の提供を開始~富士通のクラウド環境を利用、AR技術を新たに採用~

メタウォーター株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木田 友康、以下、メタウォーター)は、10月22日より、自治体様向けに、クラウドで利用できる水道インフラ管理サービス「Smart Field Service(スマート フィールド サービス、略称 SFS)」の提供を開始します。

本サービスは、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)のAR(※1)技術を採用し、上下水道施設の点検作業にスマートフォンやタブレットを活用することで、点検作業の効率化・簡易化を図るとともに、上下水道に関する様々な情報や作業員のノウハウを蓄積することができます。メタウォーターは、2017年までに1000自治体への導入を目指します。

今後、メタウォーターは、収集した上下水道施設に関する情報を分析し、上下水道施設の効率的な維持管理を行うなど、富士通と上下水道事業での連携を強化し、水環境を支え続ける次世代の上下水道インフラ向けプラットフォームを構築していきます。

背景

点検風景

今般、1964年の東京オリンピック前後に建設された公共資産・施設の老朽化への対応が課題となっており、高速道路や水道施設などの生活に重要な社会インフラの大更新時代が到来すると言われています。その中で、更新コストの増大や熟練技術者の不足など、社会インフラを支える現場では様々な課題を抱えています。

メタウォーターは、このような課題に対応すべく、2011年より富士通のパブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5(以下、Trusted Public S5)」を活用し、「ウォータービジネスクラウド(略称 WBC)」を立ち上げ、自治体様向けに上下水道事業の持続性を支援してきました。

さらなる、ビジネス強化のため、富士通と上下水道事業で連携し、クラウドで利用できる水道インフラ管理サービス「Smart Field Service」を提供開始します。

「Smart Field Service(SFS)」について

「Smart Field Service(SFS)」とは、ARマーカーを装置に貼付し場所と装置を関連付け、設備の納入業者ごとに管理されていた上下水道施設に関するマニュアルや整備履歴など、日常の点検内容から非常時の対応などのあらゆる情報や作業員のノウハウを、クラウド上に蓄積し情報共有を図ることで、作業員の経験に依存することなく設備管理が可能となるサービスです。

例えば、水道施設の点検の際、作業員がスマートフォンやタブレットで装置のARマーカーをかざすと、前回の整備状況の情報が画面に表示され、作業後にはその場で整備結果の入力が可能になります。このように、水道施設に関する情報が一元管理され、見える化されることで、点検・整備作業の効率化、更新コストの削減ができます。また、作業員がタブレットをかざすだけで該当マニュアル、過去履歴や作業ノウハウを参照できるため、設備管理の技術力の伝承が可能となります。

「Smart Field Service(SFS)」には、富士通のAR統合製品「FUJITSU Software Interstage AR Processing Server(インターステージ エーアール プロセッシングサーバ、以下、Interstage AR Processing Server)」を導入しています。「Interstage AR Processing Server」は、クラウド上に蓄積された情報や基幹システムの情報と連携し、点検現場でそれらのデータ活用を実現します。また、照度・距離・手ぶれに強い富士通独自のARマーカー(特許出願済)により、屋内外の厳しい明度条件を問わず、離れた距離でも0.1秒未満で高速に認識でき、点検現場における作業の効率化を実現しています。

なお、メタウォーターは、本サービスの提供にあたり、「ドコモタブレット ARROWS Tab F-05E」とスマートフォン「docomo NEXT series ARROWS X F-02E」を約110台使用し、本システムの運用を開始しています。

今後の展開

Gマーク

メタウォーターは、今後、本サービスを通じて収集した情報を分析することで、上下水道事業を支える新たな価値を創出し、お客様に還元していきます。さらには、富士通との連携を強化し、自治体・企業・住民という上下水道事業に関わる人をつなぐ次世代の上下水道インフラ向けプラットフォームを構築することで、持続的な上下水道事業を実現します。

なお、本サービスは、公益財団法人日本デザイン振興会(所在地:東京都港区、会長、川上 元美)が10月1日に発表した「2013年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

関連Webサイト

「ウォータービジネスクラウド」プレスリリース
「Interstage AR Processing Server」紹介サイト

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

※1 AR
Augmented Reality(拡張現実)の略。人間の感覚(五感)で得られる情報(現実)に、ICTを利活用して得られるデジタル情報を重ね合わせて、人間の感覚を拡張・強化する技術。ARマーカーは、情報を重ね合わせて表示する際に、位置を指定するために使用する画像のこと。
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