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ニュースリリース
2008.06.26

「雨天時高速下水処理システム」が「経済産業大臣賞」を受賞

メタウォーター株式会社(社長:松木 晴雄、本社:東京都港区)の「雨天時高速下水処理システム(製品名:高速雨水処理システム)」は、この度、(社)日本産業機械工業会主催の第34回優秀環境装置表彰事業において《経済産業大臣賞》を受賞しました。
この「雨天時高速下水処理システム」は、東京都下水道局と共同で開発したシステムで、同局と共に受賞することとなりました。

雨天時高速下水処理システム

概要

  • 合流改善の要求に対応

    雨天時に合流式下水道から川や海に大量に流出する汚水に対して、1000m3/m2・日の高速でろ過処理するシステムで、排出汚濁量の削減に大きな効果があります。国土交通省の下水道技術開発プロジェクト(SPIRIT21)の認証を受けており、初採用となった「東京都北多摩二号水再生センター」において順調に稼動中です。

特長

  1. 夾雑物と汚濁物(BOD・SS)を同時除去

    特殊な新型ろ材により、夾雑物(ごみ)を100%、凝集剤無しで汚濁物(BOD・SS)を70%程度除去。東京湾に流出し問題となったオイルボールなどは100%除去可能。

  2. 建設費を約1/2に縮減

    既存の槽(最初沈殿池等)に設置可能で、従来の対策技術(滞水池等)に比べ約半分の建設費で同等の汚濁物の削減効果を発揮。

    東京都における実績では、当初計画されていた「雨天時貯留池」を当システムに変更したことにより、約21億円のコスト縮減と2年間の工期短縮を実現。

  3. 容易な維持管理(雨天時に人的作業なし)

    ろ過工程・洗浄工程とも自然流下を利用するため、動力機器が少なく降雨開始から終了まで人的作業の必要なし。また凝集剤を使用しないため、手間のかかる凝集剤の管理が不要。

    平成19年の台風(4、9、20号)来襲時もフル稼働し、これまで供用開始から約300時間の安定した運転を継続中。

  4. CO2排出抑制にも効果

    動力機器が少なく電気代はわずか0.1円/m3程度。また、従来の簡易沈殿処理と比較して、公衆衛生の保全に必要となる消毒剤(次亜塩素酸Na)の使用量が約40%となり、CO2排出量の削減も可能。※次亜塩素酸NaのCO2排出係数:321kg-CO2/t

納入実績

  • 東京都北多摩二号水再生センター(ろ過面積:176m2
  • 富山市浜黒崎浄化センター(ろ過面積:150m2

システムフロー

システムフロー

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優秀環境装置表彰事業とは

社団法人日本産業機械工業会が、環境装置メーカーが開発した優秀な装置の普及と技術開発の促進を目的に、1974年(昭和49年)年度から通商産業省(現・経済産業省)の後援のもと、優秀環境装置の表彰を行っている事業です。全国から応募のあった環境装置を審査委員会が、独創性、性能、経済性、将来性等の観点から厳正な審査をし、表彰をしています。

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